ここでは、美容室や理容室の売却成功事例と担当した会社を紹介しています。美容室や理容室の一般的な売却価格や相場についても独自調査。高く売るためのポイントなどもまとめています。
居抜き売却とは、内装や設備・什器を撤去せず、そのまま次の借主へ引き渡すことを指します。
通常必要とされる原状復帰(借りる前の状態に戻す)の必要がないため、退店費用や期間を節約できる点がメリット。
店舗の移転を考えている方や従業員の引継ぎがない方は、居抜き売却がおすすめです。
Mergers(合併)とAcquisitions(買収)の略称で、物件や設備機器だけでなく事業ごと売却する方法です。
自らも含めた従業員ごと売却先に引き継げる点がメリット。お店の規模や顧客基盤、事業ノウハウなどによっては売却価格が上がるため、後継者を探している場合や、経営を誰かに任せたいと考えている方におすすめです。
美容室や理容室の目安となる売却相場は、営業利益の1.2倍~4倍で大体300~1,200万円程度となっています。美容業界は独立志向が高い業種でもあるため、美容室の数は年々増加傾向。近年ではヘアケアやカラーリングなど、特定の施術に特化しているサロンも多くなってきています。
立地や物件設備などは高く売買するために欠かせない項目になりますが、競合店との差別化がポイント。このサロンでしか受けらない独自のサービスや施術メニューなどは売却時においても強みになるため、高額での売却が成立しやすくなります。
依頼主は法人サロンのオーナーで移転するため店舗の売却を検討しており、居抜き売却を行いました。中央区水天宮エリアの最寄駅から徒歩3分の1階店舗という好条件な物件ということもあって、物件の掲載後に問い合わせが8件と内見が6件あり、掲載から4か月後に申し込みがあり譲渡先が決定。
双方と話し合いを進めながら、譲渡先が決定してから1ヶ月半ほどで造作譲渡契約と賃貸借契約書を締結し引渡しを行いました。
表参道エリアにある美容室の売却で、4ヶ月ほどで次のオーナーに引渡しが完了できました。未掲載の物件に関してはLINE配信を行っており、登録している友だち限定に公開。
こちらのサロンは坪単価も抑えられており、東京屈指の人気エリアである表参道のサロンなので1度のLINE配信だけで数多くの内見希望があり、申込から成約までスムーズに進みました。
美容業界は競合店が多いため、長期的に安定した経営を行っていくためには独自のサービスを展開していくなど、サロンのコンセプトや特性を活かした営業をしていく必要があります。移転などでサロンの売却をするのであれば、美容サロンを専門で取り扱っているサービスを利用することが安心。
専門サービスならではのネットワークで早く売ってくれたり、これまでのノウハウからより高値で売れる方法などをアドバイスしてくれたりするので、不安な方は専門サイトに登録してみるのも一つの方法です。売却だけでなく、美容器具もまとめて売りたい場合や在庫品回収にも対応しているサービスもあるので、ぜひ確認してください。
美容業界の居抜き売却に特化しており、豊富な実績をもとにサロンの価値を適正価格で評価。大手グループの顧客基盤を利用して売却できる。
不動産会社が間に入り買い手探しから成約まで代理。物件所有者や買い手のサポートも対応してくれるので、スムーズに売却できる。
飲食店や事務所など多業種を取り扱い。異業種間の譲渡にも対応しているので幅広い業界からも買い手が見つかる。
※選出基準※
2022年8月26日時点、Googleで「サロン売却」「サロン居抜き売却」と検索して出てきたサロン売却に対応している20サイトの中から、買い手の見つかりやすさにつながる「登録会員数」の記載があるサイトは3サイトのみでした。それぞれの特徴をニーズ別に分けて紹介しています。