ここでは、マッサージやリラクゼーションサロンの売却成功事例と担当した会社を紹介しています。マッサージやリラクゼーションサロンの一般的な売却価格や相場についても独自調査。高く売るためのポイントなども掲載しています。
居抜き売却とは、内装や設備・什器を撤去せず、そのまま次の借主へ引き渡すことを指します。
通常必要とされる原状復帰(借りる前の状態に戻す)の必要がないため、退店費用や期間を節約できる点がメリット。
店舗の移転を考えている方や従業員の引継ぎがない方は、居抜き売却がおすすめです。
Mergers(合併)とAcquisitions(買収)の略称で、物件や設備機器だけでなく事業ごと売却する方法です。
自らも含めた従業員ごと売却先に引き継げる点がメリット。お店の規模や顧客基盤、事業ノウハウなどによっては売却価格が上がるため、後継者を探している場合や、経営を誰かに任せたいと考えている方におすすめです。
マッサージやリラクゼーションサロンの目安となる売却相場は、200~800万円程となっています。エステ・リラクゼーション業界の市場規模が拡大しているため、高級なサロンからコスパ重視の低価格なサロンなど多様化しているのが特徴。
個人事業主が多い業界なので厳しい経営状態の店も数多くあり、売却を希望するオーナーも多くいます。サロンの店舗自体が小規模でも、顧客が利用しやすい立地条件や設備環境が充実していることで、売却価格がプラスになる傾向にあります。
表参道エリアにある15坪ほどのサロンで、9年間ほど営業していたため内装や設備に経年劣化などの状態がありましたが、立地条件が功を奏し売却に至りました。募集から2週間は内覧までの状況で申し込みが無かったため、造作金額を50万円から30万円に価格を下げたところ、翌日に申し込みが入りました。
申し込みの翌日には双方の合意が得られたため契約の準備を進め、問い合わせから1ヶ月ほどで新しいオーナーに引き渡すことができました。
都内屈指の格式高いエリアである広尾駅前にあったマッサージサロンの居抜き物件でしたが、飲食店ではなくなかなか買い手が付かなかったため、富裕層をターゲットにビジネスを始めたい出店希望者に向けてアプローチ。完全個室の施術室をはじめ、器具や設備の他にも豪華で清潔感のある綺麗な床や壁などの内装をそのまま譲渡することが可能な旨を伝えたところ、無事に成約できました。
店舗を買取した新しいオーナーは完全個室の内装を活かして、新たにリラクゼーションサロンを開業しています。
マッサージやリラクゼーションサロンは、技術が備わっていれば個人でも開業しやすいため個人事業主が多く、経営難になっているサロンが多いのが現状です。集客方法などを変更することで経営を見直すことも必要ですが、固定費以外のコストが多くなることで余計に経営を圧迫してしまう場合も。
近年は経営方法も多種多様なやり方があるため、サロンを売却するという選択肢だけでなく、事業譲渡(M&A)を行って再スタートする方法などもあります。美容サロンは他の店舗物件と異なり特殊な電気配線になっていることもあるため、専門知識を持った担当者がいるサービスを利用することが重要。設備機器や器具などをまとめて買い取ってくれる場合もあるので確認してみてください。
美容業界の居抜き売却に特化しており、豊富な実績をもとにサロンの価値を適正価格で評価。大手グループの顧客基盤を利用して売却できる。
不動産会社が間に入り買い手探しから成約まで代理。物件所有者や買い手のサポートも対応してくれるので、スムーズに売却できる。
飲食店や事務所など多業種を取り扱い。異業種間の譲渡にも対応しているので幅広い業界からも買い手が見つかる。
※選出基準※
2022年8月26日時点、Googleで「サロン売却」「サロン居抜き売却」と検索して出てきたサロン売却に対応している20サイトの中から、買い手の見つかりやすさにつながる「登録会員数」の記載があるサイトは3サイトのみでした。それぞれの特徴をニーズ別に分けて紹介しています。