ここでは、エステサロンの売却成功事例と担当した会社を紹介しています。エステサロンの一般的な売却価格や相場についても独自調査。高く売るためのポイントなどもまとめました。
居抜き売却とは、内装や設備・什器を撤去せず、そのまま次の借主へ引き渡すことを指します。
通常必要とされる原状復帰(借りる前の状態に戻す)の必要がないため、退店費用や期間を節約できる点がメリット。
店舗の移転を考えている方や従業員の引継ぎがない方は、居抜き売却がおすすめです。
Mergers(合併)とAcquisitions(買収)の略称で、物件や設備機器だけでなく事業ごと売却する方法です。
自らも含めた従業員ごと売却先に引き継げる点がメリット。お店の規模や顧客基盤、事業ノウハウなどによっては売却価格が上がるため、後継者を探している場合や、経営を誰かに任せたいと考えている方におすすめです。
エステサロンの売却相場は、営業利益の3倍~4.5倍ほどで大体250~1,700万円程度となっています。個人経営や中小企業が多く、近年ではメンズエステの需要が増えています。売却価格については買い手側との相性も関係してきますが、人材や設備環境、立地条件などによって大きな格差があります。店舗自体が小規模だとしても、設備が充実していれば売却価格がプラスになるケースも。優秀なエステティシャンが在籍していたり、独自の施術ノウハウを持っていたりするサロンは高値で売却されやすいようです。
横浜市にある30坪のエステサロンで、事業縮小のため売上不振の店舗を売却しなければならず、物件を管理している貸主に店舗の解約予告を出した後に内装譲渡ができるとオーナーが聞き、居抜き売却を行うことになりました。
立地に多少の不安はあったようですが、内装がきれいな状態で美容機器の買い取りも行ったため、高額での売却が成立しました。
新宿区にある11.78坪のシェアサロンを運営している個人オーナー。新宿駅西口から徒歩5分の場所にあるサロンで9年間営業しており、移転に伴い売却を検討していました。掲載開始後に6組の内覧があり、2件の申し込みがありました。
その後、譲渡金額等の交渉などを行い6か月後に譲渡先が決定し、1か月後に造作譲渡契約と賃貸借契約書を締結して引渡しを行いました。
エステサロンを経営していくために特別な許認可は不要なため、新たに参入する中小企業や個人事業主が多い業界です。しかし、エステサロン業界はトレンドが早く、破綻しやすいビジネスでもあるため油断は禁物。経営難によってサロンを手放す場合だけでなく、サロン売却を成長戦略として利用するオーナーも多いようです。
そのような場合は、美容業界の市場動向を把握している美容サロンに特化した売却専門サイトに登録しましょう。店舗だけでなく設備機器の売却から在庫品回収まで対応してくれます。まずは相談だけでも試してみてはいかがでしょうか。
美容業界の居抜き売却に特化しており、豊富な実績をもとにサロンの価値を適正価格で評価。大手グループの顧客基盤を利用して売却できる。
不動産会社が間に入り買い手探しから成約まで代理。物件所有者や買い手のサポートも対応してくれるので、スムーズに売却できる。
飲食店や事務所など多業種を取り扱い。異業種間の譲渡にも対応しているので幅広い業界からも買い手が見つかる。
※選出基準※
2022年8月26日時点、Googleで「サロン売却」「サロン居抜き売却」と検索して出てきたサロン売却に対応している20サイトの中から、買い手の見つかりやすさにつながる「登録会員数」の記載があるサイトは3サイトのみでした。それぞれの特徴をニーズ別に分けて紹介しています。